新型コロナウイルスで打撃を受けた飲食業界の支援策「Go To イート」を巡り、佐賀県の山口祥義知事は19日、政府が各都道府県知事に検討を要請している飲食時の人数制限に関し、「現時点で県内では制限を設ける必要はない」との認識を示した。農林水産省にも同様の回答をした。都市部で感染が拡大している状況を踏まえ、週末の3連休は県内や九州内で過ごすよう呼び掛けた。

 山口知事は対策本部会議で「連日数件の感染が確認されているが、ほとんどが他県由来で封じ込めができており、県内や九州は落ち着いている」との現状認識を示した。イート事業で国が対象を原則4人以下での飲食とするよう各知事に検討を求めていることに関し、「県内は人数制限する必要はない。今の状況が続けば忘年会でもイート事業を活用してほしい」とした。

 県はこれまで首都圏との往来はやむを得ない場合を除き、できるだけ自粛するよう呼び掛けてきたが、感染の急激な拡大を受け、新たに関西圏、中京圏、北海道を加えた。その上で、週末の3連休は県内や九州内で感染を予防しながら過ごすように訴えた。

 山口知事は記者団に「感染拡大地域に行かなければならない人は最大限の警戒をしてほしい」と話した。年末年始の帰省や「Go To トラベル」の旅行客については「県内の感染状況が今のままなら、帰省客などにも対応できるのではないか。今後1、2週間の経過を見て判断させてほしい」と述べた。(栗林賢)

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