有田町の「未来計画」提案に向けアイデアを出し合う生徒たち=有田町生涯学習センター

空き家活用など灯す屋の活動について取材する生徒たち=有田町大樽の灯す屋

有田町の未来計画提案へアイデアを出し合う生徒たち=有田町生涯学習センター

 中高校生が地域の魅力や課題を学んで「未来計画」を提案する佐賀新聞社の「さが未来発見塾」は14日、有田町編の第2回ワークショップを開いた。NPO取材や、比較的知られていない魅力的なスポットを訪れるなどして活性化のアイデアを練った。

 有田中2年生4人と、西有田中1年生2人が参加している。第1回で空き家問題に関心を高めた生徒たちは、特定NPO灯す屋の上野菜穂子事務局長(42)に住居や店舗への活用例などを聞いた。

 12年に1度、雌猿像を雄猿像の元に届ける山王祭(さんのんさん)の雌猿像がある山王神社や、大火で手の先だけが焼け残ったことから絵付け師らが参拝する桂雲寺の御手の観音を見学。生徒たちは「町には皆に教えたい魅力がまだたくさんある」と再認識した。

 町生涯学習センターでのワークショップでは、多世代が楽しめる空き家の活用、子育て世代の観光客を呼び込む方法、棚田の新たな生かし方を議論。情報発信の手段も考えた。生徒たちは今後、「未来計画」を策定し、12月に松尾佳昭町長らに発表、提案する予定。

 「さが未来発見塾」は地域の未来を担う人づくりを応援しようと、佐賀新聞社が県内の企業・団体の協賛を受け展開。同町を皮切りに自治体ごとに開催を予定している。(古賀真理子)

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