福岡県太宰府市で昨年10月、女性=当時(36)=が暴行されて死亡し、複数人が恐喝被害に遭った一連の事件で、傷害致死や恐喝などの罪に問われた被告(41)の公判が12日、福岡地裁で開かれた。女性の夫が出廷し「妻がトラブルに巻き込まれていると佐賀県警に相談したが『管轄が違い、証拠もないので対応できない』と言われた」と証言した。

 事件を巡っては、昨年7~9月、女性の親族らが実家に近い佐賀県警鳥栖署に面談や電話で何回も相談していたが、県警は事件化するなどの対応を取らなかったことが判明している。

 夫は、被告らに夫婦で計約1千万円を脅し取られたとも述べた。

 この日の公判は、恐喝や恐喝未遂事件を裁判官だけで先行審理する区分審理。地裁は、恐喝などの事件で有罪か無罪かの部分判決を出した後、裁判員裁判で傷害致死事件を審理する見込み。【共同】

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