佐賀県は12日、三養基郡上峰町の0歳男児の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。前日に感染が分かった同町の20代男性の息子だった。県内での感染確認は延べ276人になった。

 県によると、男性は陸上自衛隊目達原駐屯地(神埼郡吉野ヶ里町)所属の隊員で、茨城県で実施された研修に5日まで参加した。目達原駐屯地に出勤した9日は発熱などの症状があり、10日に県内の医療機関を受診、11日に感染が分かった。県は発症時期から、研修期間に感染した可能性があるとみている。

 同居する妻と息子、駐屯地の同僚の隊員2人がウイルス検査を受け、息子以外は陰性だった。男性の症状は現在は軽症で、息子は無症状。

 陸上幕僚監部によると、研修の参加者でほかに感染が確認された人はいないという。

 12日に開かれた県の対策本部会議で、大川内直人健康福祉部長は県内の状況について「全国と比べれば相対的に落ち着いている」と説明した。山口祥義知事は「まだ県内は社会経済を動かせる環境」と強調し、飲食業界の支援策「Go To イート」などの活用を呼び掛けた。(円田浩二)

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