点字の本を読みながら学習する様子などが公開された県立盲学校の学校公開=佐賀市天祐の同校

 視覚障害がある子どもたちへの教育について理解を深めてもらおうと、佐賀市天祐の佐賀県立盲学校(鶴田欽也校長、25人)で7日、学校の様子が公開された。授業参観のほか、視覚障害を疑似体験するコーナーもあり、来場者は学習や生活する上での困難さや、解決するための工夫などに触れた。

 小学部の朝の会では、音声で読み上げる時計を用いたり、窓の外の雨音に耳を傾けたりして確認し、専用のパネルに日にちや曜日、天気を表すピースをはめ込んで、暦や気象への理解を進めた。

 別の小学部のクラスでは教師の読み上げる文章を点字用のタイプライターで打ち込む学習があり、児童が慣れた様子でキーを操作し、指で触って出来上がりを確かめていた。

 佐賀市の山田文子さん(43)は次男で小学5年の凌虎君(10)の授業風景を参観し、「1対1でサポートしていただいているのは大きい」とわが子の様子を見守った。(大橋諒)

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