工場建屋の撤去作業が始まった旧九州グリコ=佐賀市神園

 江崎グリコ(本社・大阪市)は、2018年12月に閉鎖した菓子製造子会社「九州グリコ」(佐賀市神園)の敷地内に残る工場など建屋の撤去作業を始めた。21年10月までに更地にする計画で、その後の活用方法は売却するかどうかを含めて検討中という。

 1953年に江崎グリコ九州工場として操業、01年に分社化していたが、経営効率化や工場設備の老朽化を理由に生産を終了し、工場を閉鎖していた。

 敷地面積は3万1520平方メートルで、ガムやチョコレート、ビスケットを製造していた三つの工場や倉庫、事務所など延べ床面積1万5986平方メートルの建屋がそのままになっている。

 江崎グリコ広報は今後の活用法について「売却するか自社で使うか、現時点で決まった方針はない」と説明。一方、JR佐賀駅などに近い優良地でもあり、「複数の企業から問い合わせはあっている」という。(大橋諒)

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