佐賀南地区交通安全協会の坂井邦夫会長(右)から反射材タスキを受け取る「パトランSAGAチーム」の吉冨敦思代表=佐賀市の佐賀南署

 佐賀南、佐賀北の両地区交通安全協会などは2日、ランニングをしながら見守り活動をする「パトロールランニング(パトラン)」に取り組む「パトランSAGAチーム」に反射材用品2千点を贈った。薄暮時や夜間のランニングの際に歩行者らに配ってもらい、事故防止につなげる。

 パトランSAGAチームには約50人が在籍し月3回、午後8時からメンバーが集まってランニングをしている。防犯パトロールが主な目的だったが、「反射材未着用の歩行者やランニングの走者に着用を呼び掛け、交通安全の一助を担いたい」と交通安全協会に相談。佐賀南、佐賀北の両交通安全協会が、反射材入りのタスキとリストバンドそれぞれ千本ずつを準備した。

 佐賀南署で行われた贈呈式で、同署の白仁田浩司署長らが「年末に近づくにつれて事故が増える傾向にある。ドライバーに歩行者の存在を認識してもらうには反射材が有効で、街行く人で着けていない方に配って」とあいさつした。

 佐賀南地区交通安全協会の坂井邦夫会長がチームの代表を務める吉冨敦思さん(44)に反射材タスキを、佐賀北地区交通安全協会の西原憲昭会長が溝口沙紀さん(31)に反射材リストバンドを手渡した。吉冨さんは「『真っ暗な状態で走ることは危険ですよ』などと声掛けをしながら走っているが、このような機会を待ち望んでいた。安全に夜の街を歩いたり、走ってもらえるよう活動していきたい」と抱負を述べた。(松岡蒼大)

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