寸劇を通して、認知症の高齢者との接し方を紹介するキャラバンメート=基山小

 子どもたちに認知症への理解を深めてもらう「基山町キッズ認知症サポーター養成講座」が4日、基山小で開かれた。4年生101人が寸劇などを通し、症状の特徴や患者への接し方などを学んだ。

 講座では、認知症サポーター養成の資格を持つキャラバンメイト5人が講師を担当。「自分がいる場所や時間が分からなくなる」「今までできていたことができなくなる」など認知症の症状を紹介したほか、「ゆっくり話し、笑顔で優しく接する」など対応のこつを説明した。

 講師による寸劇では、認知症の高齢者に対する対応の良い例と悪い例を実演。演者の対応で良かった点、悪かった点を子どもたちに考えてもらい、理解を深める一助とした。講師は「認知症は本人が一番不安に思っている。皆さんの接し方一つでお年寄りの生活が変わる」と呼び掛けた。

 身近に認知症の人はいないという松本悠さんは「認知症の人の気持ちが分かった。出会ったときは優しい気持ちで接したい」と話していた。(瀬戸健太郎)

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