佐賀県内のグループホームで発生したクラスターについて「封じ込めに全力を尽くしていく」と強調した山口祥義知事=県庁

佐賀県内の感染状況(11月4日現在)

 佐賀県は4日、前日までに県内のグループホーム関係で女性8人の新型コロナウイルス感染が確認されたクラスター(感染者集団)を巡り、新たに杵島郡白石町の20代女性の感染を確認したと発表した。クラスター関連の感染者は9人になった。これとは別に佐賀市の50代男性がウイルス検査で陽性と判明し、県内での感染確認は延べ266人になった。

 県によると、グループホーム関係の内訳は、白石町などの80~90代の入所者5人と40~50代の職員2人、さらに佐賀市の40代女性と今回の白石町の20代女性。このうち入所者4人の症状は中等症という。

 佐賀市の40代女性は県内の医療機関の職員で、入所者の90代女性(白石町)が発症後、10月19日に受診し、翌20日に入院した先に勤務していると説明した。県はこの医療機関の関係者を検査している。20代女性は、グループホーム職員の50代女性(杵島郡江北町)の関連で検査していた。

 山口祥義知事は11月4日の対策本部会議で「しっかりと徹底的に検査をしている。ここから広がることがないように、今までのノウハウをフル活用して封じ込めに全力を尽くしたい」と述べた。

 クラスター以外で、2日と3日に感染が判明した鳥栖市の20代男性2人の行動歴も県は説明した。2人は友人と3人で10月24、25日に大分県を車で旅行をしていた。この友人は検査で陰性だった。(円田浩二)

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