防犯パトロールを行う山内総取締(左端)ら14カ町の関係者=唐津市

 唐津神社の秋季例大祭「唐津くんち」を取り仕切る曳山(ひきやま)取締会は2日夜、市中心部で防犯パトロールを行った。例年ならこの日、14台の曳山が夜の町を駆け巡る「宵曳山(よいやま)」があり、3日間の祭りの始まりを告げるが、今年は新型コロナ感染防止で中止になった。代わりに法被姿の関係者ら約170人が、提灯を手に夜の町を見回った。

 午後7時半、火矢の合図とともに曳山(やま)を持つ14カ町の幹部や若手らが4区域に分かれ出発した。曳山の巡行路に沿い、前後の間隔を空けてパトロールした。主要な順路を巡った後は、町ごとに分かれて地元も回った。

 山内啓慈総取締(71)は「宵曳山ができなくて残念だが、パトロールを兼ねた提灯行列で、少しでも町のにぎわう雰囲気が出せれば」と話した。唐津くんちは3日、同神社で神事のみ執り行う。(成富禎倫)

このエントリーをはてなブックマークに追加