佐賀新聞文化賞を受賞した学校法人永原学園理事長の福元裕二さん(前列中央左)、佐賀大医学部附属病院肝疾患センターの高橋宏和センター長(同右)、江口有一郎前センター長(後列右)、文化奨励賞の中村清吾さん(後列左)、美穂さん(前列左)夫妻、特別賞の佐賀県剣道連盟会長の井上正一郎さん=2日、ホテルニューオータニ佐賀

 佐賀新聞社は2日、地域の発展や文化振興に貢献した個人、団体を顕彰する第65回文化賞の贈呈式を佐賀市のホテルニューオータニ佐賀で開いた。福祉や幼児教育の分野で、地域を支える人材の育成に取り組んできた学校法人永原学園理事長の福元裕二さん(71)=教育部門、佐賀市=ら受賞者の功績をたたえた。

 社会・産業部門は、官民一体となって肝がんの予防啓発や治療に尽力し、佐賀県の肝がん死亡率全国ワーストから20年ぶりの脱却に貢献した佐賀大医学部附属病院肝疾患センターが受賞した。奨励賞(芸術部門)は 白磁や和紙染めなど伝統技法を引き継ぎながらも独自の作風を追求し、高い評価を受ける中村清吾(44)、美穂(36)さん夫妻。特別賞(体育部門)は、選手として活躍し、指導者としても選手の強化や競技の普及に取り組み、「剣道王国」の確立に貢献した県剣道連盟会長の井上正一郎さん(79)=佐賀市=に贈られた。

 贈呈式では、中尾清一郎社長が受賞者の功績を紹介し「小さな佐賀県で多彩な営みがあることを県民の一人として誇りに思う」と述べ、賞状と副賞を贈った。来賓の小林万里子副知事は「県の豊かな文化の土壌にさらなる厚みを加えていただくことを期待したい」と祝辞を述べた。

 受賞者を代表して福元さんが「素晴らしいスポーツ、文化、芸術を絶やすことなく次世代につなげることが責務。県を明るくするために頑張りたい」と謝辞を述べた。(福本真理)

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