車(左)を住宅街の壁に見立て、見通しの悪い交差点での停止位置などを確認する「多段階停止」を体験する参加者=佐賀市の県運転免許試験場

 車の運転を体験しながら安全運転技術などを学ぶ講習会「セーフティトレーニング佐賀」(日本自動車連盟など主催)が25日、佐賀市久保泉町の県運転免許試験場で開かれた。県内外から20~80代の10人が参加し、安全運転のポイントを学んだ。

 右と左のレーンのどちらかに障害物があるという設定で行った「危険回避」では、11メートル手前に近づいた段階で路上のランプが光り、逆方向のレーンに進むという体験を時速30キロ、40キロそれぞれのスピードで行った。6年前に運転免許を取得した福原和馬さん(24)=北九州市=は「時速40キロでは障害物をよけきれず、10キロの違いの大きさを感じた。普段の運転でも気を付けたい」と振り返った。

 急制動の難しさを実感する「急ブレーキ体験」やハンドル操作と運転姿勢の関係性を体験する「スラローム走行」なども行い、参加者は自らの運転を再確認した。タイヤのすり減りやエンジンオイルの量を確認する日常点検も学んだ。

 指導した佐藤勇夫さん(43)は「普段の道路は講習会のコースより複雑な環境だと理解すれば、おのずと行動は変わる。皆さんが安全運転し、さらに発信者になってほしい」と語った。(森田夏穂)

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