シート部分にクスノキを使ったスツール(左)と肘掛けが付いたチェア

白石工芸の光吉智治さん

 白石工芸は白石町の六角川に架かる馬田橋の近くにある木工工房です。光吉俊雄さん(79)が50年ほど前に始め、次男の智治さん(36)が受け継いでいます。

 智治さんは有田工高を卒業後、北九州市の企業に就職しましたが、8年前に家業を継ごうと帰郷し、現在オーダーメードの家具を製作しています。「父とは違ったもの作りたい」と無垢(むく)材を生かしたオーダーメードの家具に力を入れています。現在、大川の職人塾に参加して技術を磨いています。

 オーダーは予算に応じて材質を選び、椅子やテーブル、額縁、棚などを作っています。家具の修復や修理も手掛け、昨年の佐賀豪雨では、武雄市の方から修復を頼まれ、元に近い形に修復してとても喜ばれたそうです。

 力を入れているのがかごのような背もたれが特徴のウィンザーチェアとスツール。「ウィンザーは背もたれと脚に特徴があり、材質もそれぞれのパーツごとに適材適所で選んでいる」と智治さん。「長く愛用してもらう家具を提案、製作していきたい」と研さんを積んでいます。電話は090(5283)3823。(地域リポーター・二宮幸枝=江北町)

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