九州新幹線長崎ルートの武雄温泉-長崎間を走行する列車名が「かもめ」と発表されたことを受け、佐賀県関係者からは「JR九州が博多-長崎を走る在来線特急と同じ名称にしたのは、全線フル規格化すれば特急をなくして新幹線に振り替える意図を明らかにしたようなもの」との声が上がった。

 新鳥栖-武雄温泉について、JR九州や長崎県はフル規格での整備を求めているが、佐賀は反発している。佐賀県関係者は長崎ルートの列車名が「かもめ」となったことに関し、「想像していた通りで鹿児島ルートと同じだ」とした。

 鹿児島ルート(博多-鹿児島中央)はフル規格で全線開通するまでの7年間、博多-新八代を特急「リレーつばめ」が走行した。県関係者は「鹿児島ルートは開業後、鹿児島本線の特急がなくなった。長崎ルートも全線フル規格で開通すれば、特急『かもめ』がなくなり、在来線の利便性が低下する懸念が高まった」と話した。(栗林賢)

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