歴代の自慢の酒を手にする社員ら。後列左から2人目が小森純一代表=基山町の基山商店

 創業100年を迎えた基山町の基山商店(小森純一代表)が「100周年記念純米酒」を発売した。杜氏(とうじ)の小森賢一郎さん(41)は「今持っている全ての技術を注ぎ込んだ。優しい甘味とみずみずしさを持ったお酒になった」と自信を見せる。

 同商店は1920(大正9)年創業。脊振山系の九千部山、基山(きざん)から湧き出る水と地元の米を生かし、小規模だからこそできる手間暇をかけた酒造りを続けている。

 今回の記念酒について「食中酒として地元の人たちに手軽に飲んでもらえたら」と小森さん。「酒づくりの原点に返りたい」と30~40年前に使われていた酵母・協会9号を使い、現代の技術で仕上げた。「おいしいお酒で100年の感謝を伝えたい」と語る。

 記念酒は1・8リットル入り税別2400円、720ミリリットル入り同1200円。県内の酒販店で購入できる。問い合わせは電話0942(92)2300。(志波知佳)

 

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