干潟の上で動けなくなった救助者を運ぶ訓練を行った三池海上保安部の隊員ら=佐賀市東与賀町

干潟の上で動けなくなった救助者を運ぶ訓練をする三池海上保安部の隊員ら=佐賀市東与賀町

 三池海上保安部(福岡県大牟田市)は27日、干潟での救助を想定した訓練を佐賀市東与賀町の東与賀海岸で行った。巡視艇の乗組員6人が、ムツゴロウ漁などに使う「潟スキー」を使って救助手順などを確認した。

 海岸から約30メートル先で干潟にはまって身動きが取れなくなった人がいるとの想定で実施。干潟の上を滑りながら動ける「潟スキー」を使って要救助者の元へ向かった。救出した人を担架に乗せ、陸上から別の乗組員がロープを使って岸まで引き寄せた。

 干潟の救助では巡視艇が近づけず、救助に時間を要することから、2011年に潟スキーを利用した救助隊が発足した。以降、毎年訓練を重ねている。

 訓練の指揮を務めた救難係長の中村大作さん(44)は「初めて参加した乗組員にも技術を伝えられた。潟スキーを使った救助の手法を残していくことが大切」と話した。(森田夏穂)

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