写真展で展示する昭和初期の唐津くんちの様子。唐津市の西の浜の砂地に曳山が並んでいる(唐津神社所蔵)

 佐賀新聞社は31日から、大正、昭和から平成、令和の勇壮な曳山(やま)を写真で振り返る「唐津くんちアーカイブ写真展」を唐津市呉服町商店街の特設会場で開く。新型コロナウイルスの感染拡大防止で曳山(ひきやま)巡行が中止されて神事だけになる中、少しでもくんちの雰囲気を感じてもらおうと企画した。11月4日まで。

 写真展は例年、その年の曳山巡行の様子などを11月下旬に3日間展示していた。今回は唐津神社や唐津市の協力を得て大正、昭和初期の曳山の姿を捉えた写真を飾る。フランスなど海外に「出動」した時や、佐賀新聞が毎年撮影してきた昭和時代の写真からも抜粋して展示する。戦前の昭和10年代後半、戦後間もない20年代前半の唐津くんちを伝える当時の佐賀新聞紙面も並べる。

 今年の13番曳山「鯱(しゃち)」(水主町・かこまち)の修復作業や塗り替え後の姿も。これら100点余りに加え、赤獅子生誕200年と天皇即位を祝した奉曳(ほうびき)と昨年のくんちを活写した500点も再度飾る。

 会場は複合商業施設KARAE前で、開場時間は午前10時から午後5時半まで。入場無料。佐賀新聞所有の写真は会場で注文を受け付ける。

 問い合わせは佐賀新聞社唐津支社、電話0955(72)7176。(辻村圭介)

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