九州新幹線長崎ルートについて意見交換した佐賀県内の青年会議所会員ら=鹿島市の鹿島商工会議所

 九州新幹線長崎ルートを巡り、日本青年会議所九州地区佐賀ブロック協議会は26日夜、鹿島市で勉強会を開いた。JR九州の担当者が事業を説明し、参加者からは、新鳥栖―武雄温泉間が全線フル規格に見直された場合、在来線の取り扱いを懸念する意見が出た。

 月1回開いている会議の中で、整備方式を巡る議論が熱を帯びる九州新幹線長崎ルートをテーマに設定した。JR側がフル規格は地域のまちづくりに生かせるとする一方、会員らからは在来線の利便性が低下し「交通弱者が生まれないか」と憂慮する声も出ていた。

 会には、県内各地から会員ら約30人が参加した。佐賀ブロック協議会の江崎正徳会長は「それぞれの地域で事情は異なるが、佐賀の青年世代が目をそらしてはいけない問題。会員には、自分の住む地域と照らし合わせて向き合ってほしい」と話した。(中島幸毅)

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