会員約40人の作品108点が並ぶ会場(写真中央が竹之内幽水さんの「適」)=佐賀市の県立美術館

 佐賀市の書家竹之内幽水さんが主宰する「幽水会」(吉岡智亨会長)の作品展が27日、同市の県立美術館で始まった。6歳から93歳まで約40人の会員らが淡墨の味わい際立つ少字数書を中心に108点を並べる。11月1日まで。

 同会は県内6カ所の教室で竹之内さんに師事する生徒がつくる。作品展は3年に一度開き、今回で10回目。それぞれが少字数書1点に加え、かなや漢字、調和体など別の分野に挑戦した作品数点を出展した。竹之内さんの大作「適」は約180センチ四方の紙に2本の筆で躍動感ある世界を作り上げ、同市の田中皇洋さんは甲骨文字で「究」の一字を記して個性をにじませた。

 吉岡会長(61)=同市=は「書道が大好きな“20年選手”も多い。少字数以外の出展も多く、バラエティに富んだ展観になった」と話していた。(花木芙美)

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