排せつ介助でおむつの当て方を高校生に学ぶ参加者=神埼市の神埼清明高

 一人で抱え込みがちな男性介護者の交流の場をつくろうと、男性限定の介護講座が21日、神埼市の神埼清明高で開かれた。みやき町の男性9人が参加し、生活福祉系列の2年生から入浴や車いすなどの介助方法を学んだ。

 みやき町社会福祉協議会と同校が主催。同社協で開く家族介護の交流会は男性の参加率が低く、男性は一人で抱え込んでしまう傾向にあるため、パートナーや親の介護が必要になった時に備え、介助方法の知識や相談先を知ってもらおうと実施した。

 参加者は、生徒の説明を受けて浴槽に入れる時の支え方や体の拭き方などの介助を実際に行ったり、介助時の注意点や福祉用具の説明を聞いたりした。終了後、同校の食品科学系列が開いたカフェでの交流会もあった。

 参加したみやき町の大曲隆則さん(63)は「88歳の母がいる。体の拭き方や車いすの押し方など、今後介護が必要になった時に非常に役に立つと思う」と満足げ。先生役を務めた井上拓海さんは「笑って楽しく参加してもらえて良かった。介護にいいイメージを持ってくれたら」と話した。(西浦福紗)

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