幕末、明治の医療に貢献した偉人に扮(ふん)した山口祥義知事ら=佐賀市の佐賀城鯱の門前

 佐賀の誇りや愛着、郷土愛を育む「第3回さが維新まつり」が24日、佐賀市の県立博物館・美術館前で開かれた。幕末・明治期の医療に貢献した偉人に扮(ふん)した21人が練り歩き、新型コロナウイルスへの対応に追われる医療関係者への感謝を伝えた。

 佐賀城鯱(しゃち)の門前で「さが維新おどり」が披露された後、時代行列が登場。山口祥義知事が鍋島直正、佐賀大の青木洋介教授が伊東玄朴、好生館の医師や看護師らも当時の医療従事者の装いで、「佐賀さいこうフェス」会場まで歩いた。天然痘予防のため直正が世継ぎに種痘を受けさせた寸劇もあり、山口知事が舞台に上った。

 唐津市肥前町高串地区でコレラ防疫を行って殉職した増田敬太郎巡査の山車(全長5メートル)も鯱の門前に展示された。近くの「こころざしのもり」ではタイフェスティバルが開かれ、三輪タクシーの無料運行、ムエタイキック体験などもあった。

 家族で訪れた南川副小4年の坂田芽衣さん(9)は「知事や病院の先生の格好が面白かった。マスクで(息がこもり)熱いのでコロナが早く無くなってほしい」と感想を述べた。(大田浩司)

さが維新まつりで幕末・明治期の医療に貢献した偉人に扮し行列(2020年10月24日)
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