イチョウ

 日に日に秋の訪れを感じるこの季節。日本各地の街路や公園、寺社などでイチョウが鮮やかに色づき始めました。

 イチョウは中国原産で、2億年以上前の大昔から存在する「生きた化石」といわれる木。葉は水鳥の足のような扇形で中央に切れ込みがあり、晩秋に黄色に色づき、冬に落葉します。

 また、イチョウは雌雄異株で、雌木にのみ「銀杏(ぎんなん)」と呼ばれる実がつき、秋に黄金色に熟して独特の香りを放ちます。この実の外種皮を除いたものを生薬「銀杏(ぎんきょう)」といい、せき止めや去痰、強壮に用います。

 長崎県対馬市には「琴の大イチョウ」と呼ばれる推定樹齢1500年の巨木があります。大陸から日本に伝わった初のイチョウと伝承され、長崎県の天然記念物に指定されています。(中冨記念くすり博物館)

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