コロナ禍の避難対策などを求める文書を提出する団体のメンバーたち=唐津市役所

 玄海原発プルサーマルと全基をみんなで止める裁判の会(石丸初美代表)と玄海原発反対からつ事務所(北川浩一代表)は23日、九州電力玄海原発(東松浦郡玄海町)で重大事故が発生した場合に関し、コロナ禍での避難の課題を質問する文書を唐津市に提出した。

 文書では、放射性物質の侵入を防ぐ装置がない建物で屋内退避した場合に内部被ばくする懸念など、七つのテーマで31項目を質問した。バス内や避難所での新型コロナウイルスの感染予防対策を質問し、代表らは「放射性物質から逃れるには窓を開けられない。根本的な矛盾を抱えている」と指摘した。

 唐津市にある七つの離島に関しては、避難時の対応について玄海原発から半径5キロ圏内(PAZ)と同じ措置を取るように求めた。

 団体側は11月7日の原子力防災訓練前の回答を求め、市危機管理防災課は「ご要望をしっかり聞いて文書で回答したい」と話した。団体側は県にも12日、同様の文書を提出している。(横田千晶)

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