佐賀商高の生徒たちに「広告法と発想法」を話す倉成英俊さん=佐賀市の同校

佐賀商高の生徒たちに「広告法と発想法」を話す倉成英俊さん=佐賀市の同校

 広告などの企画制作を手掛ける佐賀市出身の倉成英俊さん(44)=東京都=による授業が23日、佐賀市の佐賀商高で行われた。デザインやマーケティングをテーマに、情報処理科の3年生40人が佐賀の先人を例に「広告法と発想法」について考えた。

 倉成さんは、佐賀の先人としてグリコの創業者江崎利一を例に挙げ、当たり前を超える努力を重ねれば成果は増えるという名言「商売は2×2=5(ににんがご)」を紹介。また、身近な例として、竹下製菓の竹下真由社長が商品開発で大切にしている「新しいか」「人を幸せにするか」「自分はわくわくするか」などの指標も紹介、生徒たちに「面白いものを作るときの考え方を、佐賀の先人たちから盗んで」と話した。

 「朝起きたらヘビになっていた」とのお題に良い点と悪い点を答えるという発想力と客観性が問われる課題もあり、「脱皮した皮を財布に入れられるが、お気に入りの靴が履けない」などの発表があった。倉成さんは「人と違うことに意味がある。広告は面白くてみんなに分かってもらうことが大切」と話した。

 同校の生徒で運営するインターネットショッピングモール「さが学美舎(まなびや)」の営業部長を務める森田美月さんは「授業での学びを営業に生かし、作り手と買い手、両方の立場で考えられるようになりたい」と話した。(森田夏穂)

佐賀商業高校でマーケティングの授業(2020年10月23日)
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