会員たちの代表作が並ぶ「佐賀県陶芸協会展」=唐津市近代図書館

井上萬二さん「白磁渦文蓋物」

中里太郎右衛門さん「叩き唐津貝焼締壺」

酒井田柿右衛門さん「濁手藤文皿」

今泉今右衛門さん「色絵薄墨墨はじき萩文鉢」

馬場九洲夫さん「彩雲・19」

 「やきものさいこう佐賀」と題した県陶芸協会展が、唐津市新興町の市近代図書館で開かれている。重要無形文化財保持者(人間国宝)の井上萬二さん(有田町)、十四代今泉今右衛門さん(同)をはじめ会員43人が代表作と、ぐい飲みを1点ずつ出品。佐賀陶芸の多彩な世界が広がる。入場無料、25日まで。

 井上さんの「白磁渦文蓋物(はくじうずもんふたもの)」は滑らかな表面に渦文がダイナミックに走る。今右衛門さんの「色絵薄墨墨はじき萩文鉢」は淡い色彩の中に萩を描いた。

 また、十四代中里太郎右衛門さん(唐津市)の「叩(たた)き唐津貝焼締壺(からつかいやきしめつぼ)」は重厚感と野趣に富んだ風合いで、十五代酒井田柿右衛門さん(有田町)の「濁手藤文皿(にごしでふじもんさら)」も色彩豊かにフジを描いている。(成富禎倫)

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