佐賀県杵島郡大町町は11月から、町への各種申請などに関し、書面への押印廃止を試行する。国の印鑑廃止方針の進展を確認しながら、規則や要綱の改正も進める。

 国の廃止方針を受け(1)条例や規則、要綱に押印が必用な記載があるか(2)各種書面に押印欄があるか(3)国や県の上位法令の有無-などを調べた。各部署から600件を超える現状報告があり、町関係の文書でできるところから押印廃止を試行することにした。

 書面上に押印欄があっても原則は不要にする。押印されている場合でも受け付ける。内容によっては、免許証などの身分証明の提示を求める場合がある。

 国では、河野太郎行政改革担当相が9月、全府省に印鑑使用を原則廃止するよう要請し、婚姻・離婚届や確定申告などの税務手続きなど多方面で押印廃止の検討が進んでいる。大町町でも国の状況に合わせ、見直しを進める。(小野靖久)

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