小城市は22日、下水道料金の誤徴収と徴収漏れが2005年度以降に計12件あったと発表した。職員の入力ミスや使用開始届が未提出だったことなどが原因で、誤徴収は判明している13年3月分以降で1件8万6970円、未徴収額は11件336万8930円。地方自治法では、未徴収金を請求できるのは過去5年分までと定めており、それ以前の150万7740円分は徴収できないとしている。

 誤徴収された市民から今年8月末に問い合わせがあり、下水道を使用していないのに徴収対象者に登録されていたことが分かった。納付書を確認するなどして返金する方針。

 誤徴収の発覚を受け、全使用者を調べた結果、05年度以降で10件の徴収漏れが見つかった。このうち8件は職員の入力漏れが原因で、2件は使用開始届が市に出されていなかった。残りの1件は、使用開始手続きを代行していた業者が申請を怠っていたという。

 未徴収金の請求額は186万1190円で、最大で1件約48万円になるケースもある。市下水道課は「徴収業務を委託している佐賀西部広域水道企業団との相互チェックが不十分だった」と述べ、「丁寧におわびと説明をしていきたい」としている。(谷口大輔)

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