ツヴィンガー宮殿内で映画を撮影するロケ隊=有田町の有田ポーセリンパーク

ツヴィンガー宮殿を背景に映画を撮影するロケ隊=有田町の有田ポーセリンパーク

映画「夜を越える旅」に出演した、左から轟勇一郎さん(鳥栖市出身)、青山貴史さん(唐津市出身)、井崎藍子さん(白石町出身)、AYAKAさん(唐津市出身)=有田町の有田ポーセリンパーク

 映画「夜を越える旅」の撮影が、県内各地で開かれている。21日には有田町の有田ポーセリンパークでのロケが報道陣に公開され、主人公や佐賀県出身の役者らが、ツヴィンガー宮殿を模した建物周辺でのシーンに臨んだ。

 映画は、高橋佳成さん(24)演じるフリーターで漫画家志望の主人公、時河春利が、学生時代のゼミ仲間と佐賀を旅して、刺激的な出来事に見舞われるサスペンス&ロードムービー。全編の8割が県内で撮影され、28日までに佐賀、唐津、武雄、多久、嬉野の5市と有田町でロケを予定している。

 同パークでは、敷地内を観光する様子を撮影。県出身では、一緒に旅をするゼミの同期生や先輩役で、青山貴史さん(29)、AYAKAさん(26)=共に唐津市出身=、井崎藍子さん(27)=白石町出身=が演じた。祈祷師の弟子役で轟勇一郎さん(47)=鳥栖市出身=も出演している。

 県出身の4人は地元が舞台のロケを一様に喜び、「多くの人に見てほしい」とPR。萱野孝幸監督(30)は「心揺さぶられる風景ばかり」と佐賀を絶賛、「現代の若者の苦労や将来への不安が、旅の中でどう解消していくのかに注目して」と見どころを話した。

 来年夏から佐賀など全国で順次公開予定。撮影は、県文化課の「佐賀県フィルムコミッション」が誘致した。(古賀真理子)

佐賀舞台の邦画「夜を越える旅」、有田ポーセリンパークなどで撮影
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