自主製作映画「マダラの女」の撮影風景=佐賀市松原の松川屋旅館

モニターをのぞき込む監督の上野咲愛さん=佐賀市松原の松川屋旅館

 鳥栖市村田町の九州龍谷短期大学で映像や放送を学ぶ学生らが17日、唐津を舞台にした自主製作映画「マダラの女」の撮影を佐賀市松原の「松川屋旅館」で始めた。唐津市の高島と馬渡島でも撮影し、来年3月中旬の完成を目指す。

 2015年の県文学賞1席に輝いた自身の小説「双頭の人形」を映画化した佐賀市の川浪秀之さん(48)の呼び掛けで製作が実現。川浪さんが物語の原案を考え、致遠館高1年の山田結月さんら6人が出演する。

 若者2人による殺人事件で始まる幻想的なストーリーで、約30分間のカラー映像に馬渡島の景色が印象的に登場する。完成後は自主映画を公募する「ぴあフィルムフェスティバルアワード」などへの応募を予定していて、県内でも上映会などを企画するという。

 映画監督を目指している1年の上野咲愛さん(19)がメガホンを取る。「見てくれた人の心に何かしらの感情が芽生えるような映画にしたい」と、モニターに真剣なまなざしを向けていた。(花木芙美)

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