新庁舎の建設工事の入札などが検証された唐津市の建設工事入札監視委員会=唐津市役所

 唐津市の建設工事入札監視委員会(赤星礼子委員長)が20日、市役所で開かれた。競争入札に1者しか応募がなかった新庁舎建設工事の入札を検証し、市は「県内の建設工事の増加や建設資材の高騰などがあり、入札不調が相次いでいることが考えられる」と説明した。

 落札したのは松尾建設、岸本組、唐津土建工業、井手工務所の共同企業体で、落札率は97・76%だった。5人の委員が「高額工事で応札者が1者だけだった理由は」などと業者選定に関する説明を求めた。

 市は、唐津市内に本店か営業所があるなどの条件付きで4社の共同企業体を募集したと説明した。条件に合う業者は8社だけで「より多くの地元業者に参加してもらうために4社の共同企業体で募集した。最大でも二つの共同企業体の応募が見込まれた」と述べた。

 委員会は、市職員の不正入札による逮捕事件があったことから2015年に発足し、年2回開いている。次回は来年2~3月に開く予定。(横田千晶)

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