ローマ教皇へ贈るうれしの茶の出発式で、茶葉を入れた籠を運ぶ市職員=嬉野市嬉野町

ローマ教皇へ贈る肥前吉田焼の急須と湯飲みセット

ローマ教皇へ贈るうれしの茶

 嬉野市は16日、ローマ教皇にうれしの茶と肥前吉田焼を贈る出発式を嬉野町不動山地区で開いた。地域の茶生産者など関係者約30人が出発を見送った。

 うれしの茶発祥の地である同地区は、江戸時代に迫害から逃れたキリシタンが長崎から移り住んだと伝えられている。市は地域がキリスト教と関係が深いことから、2013年から茶の贈呈を続けている。

 贈呈品は、地域で栽培された蒸し製玉緑茶と釜いり茶、市内で生産されたうれしの紅茶の各100グラム。肥前吉田焼の急須と湯飲みも合わせて贈る。11月にはバチカン市国のローマ教皇の元に届く予定。

 式でJAさがみどり地区茶業部会の三根孝一部会長が「贈呈で海外に日本茶を知ってもらい、うれしの茶の販売力向上につながっていくと考えている」と話した。村上大祐市長は「日本一の産地から、皆さんの思いを込めて出発します」と力を込めた。(松田美紀)

嬉野市で特産品のうれしの茶と肥前吉田焼をローマ教皇へ贈る出発式(2020年10月16日)
このエントリーをはてなブックマークに追加