「ひがさす」の開館記念式典でテープカットを行う秀島敏行市長(右から2人目)ら関係者=佐賀市東与賀町

展示室を見学する関係者

 国際的に重要な湿地としてラムサール条約に登録された東よか干潟の価値や魅力を発信する東よか干潟ビジターセンター「ひがさす」が20日、佐賀市東与賀町の干潟よか公園西側に開館した。

 開館記念式典では、秀島敏行佐賀市長が「条約登録から5年。東よか干潟を佐賀の財産として未来につないでいきたい、有明海が豊ほう穣じょうの海に戻ってほしいとの思いが詰まった施設。多くの人に愛され、親しまれるよう育てていきたい」とあいさつ。山口祥義県知事は「有明海を見ながら地球規模のことを考えるような施設に」と述べた。

 東よか干潟は、さまざまな渡り鳥の中継地として知られ、ムツゴロウやワラスボなどが生息するなど独自の生態系を育む。センターは環境学習や観光、交流の拠点となる展示棟と、有明海を一望できる展望棟を備え、地域活性化を図る拠点として期待される。

 センターには再生可能エネルギーである地中熱を利用した空調設備を導入し、CO2排出量削減などを図り、環境学習にも役立てる。

 開館時間は午前9時~午後5時。月曜日と年末年始が休館で、入館料は無料。問い合わせは電話0952(37)0515。(川﨑久美子)

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