流鏑馬(うまかけ)で見事、的を射る射手=白石町の稲佐神社

息の合った動きで浦安の舞を披露する江北小の児童=江北町の大江神大神宮

 白石町と江北町の神社で19日、秋の例祭が開かれた。新型コロナウイルス感染防止のため規模を縮小したものの、今年も秋の恵みに感謝する恒例行事が行われたことに住民や関係者は、喜びと安どの表情を浮かべた。

 白石町辺田の稲佐神社では神事や浮立の奉納の後、関係者がみこしを担いで境内を歩いた。人々がみこしの下をくぐる「みこしくぐり」や子どもの乗馬体験は中止した。

 馬上の射手が馬が止まったたまま弓矢で的を狙う流鏑馬(うまかけ)では、矢が的を射ると周囲から大きな拍手が送られた。

 射手を務めた稲富明さん(66)は「コロナの中だったが、多くの人が来てくれてありがたい」と感謝した。祭りを見に来ていた大野哲平さん(33)は「神社の近くに住んでいて、小さい頃から毎年恒例の行事。開催されてよかった」、息子で小学2年の陸君は「馬がかっこよかった。うまかけをやってみたいと思った」と話した。

 また江北町の大江神(おおえかみ)大神宮では、神事と神に感謝をささげる「浦安の舞」の奉納のみ実施した。80年ほど続く伝統行事で、江北小の4年生4人が髪飾りや衣装を身につけ、美しい舞を披露した。(松田美紀)

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