DNA分析に使用した凍結した泥のサンプル(海洋研究開発機構提供)

 太陽光が届かず食べ物の乏しい海底の泥の中に、地上や海水中に匹敵する多様な微生物が生きていることが分かったと、海洋研究開発機構や兵庫県立大などのチームが19日付で米科学アカデミー紀要電子版に発表した。世界40地点で採取した泥に含まれるDNAを解析し推計すると、最大で細菌が約250万種、古細菌が約60万種となった。

 微生物の死骸に含まれるタンパク質を食べたり、生命活動のスピードを落としたりと工夫して生き延び、多様さを増してきた可能性もあるが、実態は不明。海洋機構の星野辰彦主任研究員は「調査地点を増やし、進化の過程を解明したい」とした。

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