シミュレーターを使って自転車の運転マナーを学ぶ生徒(左)=佐賀市の佐賀北高

 佐賀市の佐賀北高(糸山正孝校長)で19日、シミュレーターを使った自転車の交通安全教室が開かれた。生徒代表3人が操作し、全校生徒約860人が各教室の電子黒板で配信された映像を通して事故を防ぐための適切な通行方法を学んだ。

 薄暮時や夜間に事故が増える時期に合わせて県警が主催。生徒代表の3人がシミュレーターの自転車に乗り、ペダルやハンドルと連動して景色が変わる目の前の画面を通して起こりうる事故を体感した。毎朝約30分かけて自転車で通学している3年の江口賢太さん(18)=小城市=は「横断歩道では運転手を見て渡っている。これからも視野を広く持って乗ろうと思う」と話した。

 県警によると、9月末現在、県内で発生した自転車事故は273件で、佐賀市内では146件と全体の約半分を占める。高校生が関係した事故は約25%で、佐賀南署交通課の江口貴大巡査長(29)は「ライトを必ず付け、気を引き締めて乗って」と話した。(松岡蒼大)

佐賀北高で自転車の交通安全教室(2020年10月19日)
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