鹿島署の古川雅浩さんが製作したポスター

県民の安全安心願って動画をつくっている鹿島署の古川雅浩さん=鹿島市の同署

 県民の安全を願い、警察業務の傍ら交通安全などの啓発動画を制作する警察官がいる。鹿島署警務課の古川雅浩巡査部長(39)=江北町。古川さんは「事件や事故に遭ってほしくないという思いで取り組んでいる」と話す。

 動画撮影にはまったのは18歳のころ。父からもらった8ミリビデオカメラで友人と遊んでいるところや出掛けた場所などを撮影したのがきっかけだった。その後購入したパソコンに入っていたソフトで映像編集まで手掛けるようになった。

 幼いころからの夢だった警察官には2009年、8回目の受験で合格。動画の撮影・編集という趣味を生かし、白石署時代に上司から依頼され、指名手配犯の顔写真などが流れる広報動画を作った。

 「上から下から、隙間からなど撮影することで臨場感が出る」(古川さん)とアングルや見せ方にはこだわりを持ち、見る人が飽きないようにと、時間は30秒程度でまとめる。今年は県警の採用試験の応募を促進することを目指した動画を作った。

 動画のほか、署独自の採用を呼び掛けるポスターも制作。現在は、来年の「110番の日」(1月10日)に向けた動画の構成を考えているという。「110番で何を伝えればいいか、110番した後に何をすればいいのか。一般の人に分かりやすいと思ってもらえたら」と古川さん。今後も「県民の知識を増やし、安全安心に暮らしてもらえるような動画を作っていきたい」と力を込める。(小部亮介)

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