佐賀バルーナーズ―香川ファイブアローズ 相手のディフェンスを受けながらドリブルする佐賀バルーナーズの德川慎之介=唐津市和多田の市文化体育館

 慣れ親しんだ体育館に、プロの選手として戻ってきた。佐賀県唐津市文化体育館で今季初めて行われた佐賀バルーナーズのホームゲームに、同市出身のSG德川慎之介が出場した。「学生の頃、プロになってここでバスケットをするとは思っていなかった。幸せなゲームだった」と喜びをかみしめた。

 唐津東中、唐津東高出身の27歳。選手紹介で德川の名前がコールされると、会場からひときわ大きな拍手が起こった。友人や知人も応援に駆け付けた中、「少し硬くなった部分もあった」と振り返るが、序盤から攻撃面でチームに貢献。第1クオーターに2本のフリースローをしっかり沈め、3点シュートも決めた。

 一方、得意とするディフェンスでは「何一つチームの役に立てなかった」と反省。「1対1の対応や判断が悪かった。満足いくプレーができなかった」と肩を落とした。それでも、ルイス・トーレスヘッドコーチは「彼がチームのディフェンスレベルを上げてくれている。重要な選手で、B1昇格の支えになる一人だ」と期待を込める。

 凱旋(がいせん)試合を見事勝利で飾り、「勝った試合を見せることで『また見に来よう』と思ってくれる人が増える。そういう意味でも大きい試合だった」と德川。「相手を上回る結束とエネルギーで、必ず連勝したい」と今季初の連勝を唐津市民に届けることを誓った。(中村健人)

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