佐賀県は17日、県民環境部の係長級の30代男性職員が課内の懇親会で飲酒後、佐賀市内の店舗駐車場に止められていた車を蹴ったとして、器物損壊容疑で現行犯逮捕されたと発表した。職員は同日釈放された。

 県によると、職員は16日午後6時から17日午前0時前ごろまで、課内の18人が参加した打ち上げの懇親会で飲酒。その後、佐賀市内のディスカウントストア駐車場で他人の車を蹴っているのを目撃者が通報し、午前4時20分ごろに現行犯逮捕された。職員は午前8時半ごろ釈放され、今後は任意で捜査される見通し。

 県からの聞き取りに職員は「深く反省している。店を出た後の記憶がない」と話しているという。県では9月下旬に農林水産部園芸課内の打ち上げで飲酒した男性職員が飲酒運転事故を起こし、懲戒免職になっており、職場の懇親会に起因した不祥事が続いている。

 今回、職員の所属課や氏名を公表しなかった理由について県人事課は「飲酒運転のように重大な事案ではなく、被害届も出ていないことなどを勘案した」としている。佐賀南署が逮捕したが、報道各社には発表しなかった。「本人が容疑を認め、証拠隠滅などの恐れがなく、任意捜査に切り替わったため」と説明している。

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