県知事賞に選ばれた海田桃花さん(中央)と県教育長賞の掛橋美妃さん(左)、県議会議長賞の松尾莉奈さん=鳥栖工業高

鳥栖市 働きながら学ぶ定時制通信制高校の生徒による生活体験発表大会(県高校定時制通信制教育振興会主催、佐賀新聞社後援)が17日、鳥栖市の鳥栖工業高で開かれた。県内8校の代表16人が出場し、最高賞の県知事賞には佐賀北高通信制3年の海田桃花さんが選ばれた。

 今年で68回目で、新型コロナ感染防止のため、発表者と引率者、審査員らに来場者を絞って開催した。生徒たちは、不登校の経験や働くことで得た気付き、自由な時間を活用できる定時制ならではの魅力、将来の夢について発表した。

 不器用さを心ない言葉で責められ、「教師を信頼しなくなった」という海田さんは、通信制でも「またひどいことを言われるのでは」と心配したという。しかし、厳格な中にも自分のいい部分をほめてくれる教師と出会い、信頼関係を築けた体験を発表。「『先生』と言われてみたい」という夢を追う今の思いを力強く語った。海田さんの発表内容は全国大会の書類審査に進む。(樋渡光憲)

 他の入賞者は次の通り(敬称略)。

 県教育長賞 掛橋美妃(佐賀北)▽県議会議長賞 松尾莉奈(佐賀商)▽鳥栖市長賞 木下結太(唐津商)▽佐賀労働局長賞 小宮愁(佐賀工)▽佐賀新聞社賞 湯下慎悟(有田工)▽NHK佐賀放送局長賞 藤本優太(鳥栖工)▽県高校定通教育振興会長賞 岩村悠平(唐津商)

 (発表の主な内容は後日、佐賀新聞で紹介する)

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