表彰式は9月、オンラインで開かれた。賞状を持つ佐賀未来創造基金のメンバー。左が山田代表理事=佐賀市唐人

 公益財団法人「佐賀未来創造基金」(山田健一郎代表理事)が、資金を調達して社会を良くするために循環させるファンドレイジング団体として「第11回日本ファンドレイジング大賞」(日本ファンドレイジング協会主催)を受賞した。大賞受賞は、九州地区で初めて。

 佐賀未来創造基金は2013年に設立。市民や企業から寄付を集め、市民活動団体やNPOなどのCSO(市民社会組織)に助成、地域や社会の課題解決や活性化に取り組んでいる。これまで7年間、21分野で活動する県内400団体以上のCSOに財政や運営面で支援を行い、助成総額は8500万円を超える。

 過去最多となる70件の応募団体の中から最高賞に選ばれた。一つの団体だけでなく、行政や民間企業(団体)とつながり合う先駆的な手法と、九州全域への拡大により、寄付文化醸成に貢献したと評価された。

 山田代表理事は「地方に根を張り、金銭的な支援だけではないつながりと歩みを評価されたことが何よりうれしい」と喜ぶ。今後については「継続が大切。支え合いを実現できる社会作りに貢献していきたい」と抱負を語る。(川﨑久美子)

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