協力して万能台を制作する参加者たち=佐賀市の春日北小

 国産材利用の意義などを学ぶ「木育授業」が16日、佐賀市大和町の春日北小で開かれた。6年生94人が保護者と一緒に「万能台」製作に挑戦しながら、森林の役割などへの理解を深めた。

 県森林組合連合会の香月健志さん(45)が講師を務め、森林は山の土砂崩れや強風などによる被害を防ぎ、川や海の環境も守っていると説明。人工林は木を植えて木材として収穫するまでに40年はかかると話し、児童は驚いた様子だった。

 「万能台」作りでは、子どもたちは保護者に板を支えてもらったり、曲がったくぎを横から打って戻したりした。まっすぐにくぎを打ち終わると、「よっしゃー」と声を上げる児童もいた。

 建築業の石丸謙一さん(50)と都羽さん(12)の親子はいち早く万能台を完成させ、都羽さんは「金づちで板に傷が付かないように気を付けた。難しかったけど、お父さんに教えてもらいながら頑張った」と満足げに話した。

 授業はPTAからの依頼を受け、県森林組合連合会と農林中央金庫が企画した。(森田夏穂)

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