ナイフを振りかざすテロリストを取り押さえる警察官=唐津市の唐津東港

小型船で逃走するテロリストを追跡した唐津海上保安部の巡視艇=唐津市の唐津東港

中央にあった爆破物をクレーンで運ぶ県警本部の機動隊=唐津市の唐津東港

 唐津海上保安部や唐津署などでつくる唐津港港湾保安委員会は15日、港からのテロリストの侵入を防ぐ総合訓練を唐津市の唐津東港で開いた。20機関から約80人が参加、来夏の東京五輪・パラリンピックに備え、有事の対応を確かめた。

 唐津港の岸壁に横付けした外国船に、テロリストが乗船しているとの通報を受けたとの想定で行った。入国管理局や税関の職員が入国審査や手荷物検査をする間に、唐津署の警察官が刃物を振りかざすテロリストを押さえ込んだ。その後、船内に持ち込まれた爆発物を撤去したり、小型船で逃げるテロリストを巡視艇で追跡したりするなど、それぞれの役割を確認した。

 保安委員会委員長で唐津土木事務所の原豊所長は、東京五輪を見据えて「船舶を通じて人や物が行き来し、(港は)海外との国境にもなる。テロへの保安対策がより一層求められる」と呼び掛けた。(横田千晶)

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