ちぎったミカンを手に笑顔の園児たち=多久市南多久町の農園「風」

収穫の合間に、台車に乗って遊ぶ園児もいた

 多久市の社会福祉法人が運営する二つの認定こども園の園児たちが15日、市内の農園でミカンの収穫を体験した。程よく色付いた極早生(ごくわせ)の実をはさみで切り取り、正面に天山(標高1046メートル)が見える山あいに元気な声を響かせた。

 西多久町の認定こども園「さくらんぼ」と佐賀市の「さくら」の園児約100人が南多久町の農園を訪れた。背丈ほどの高さの枝に手を伸ばして実をちぎり、「こんなに大きいよ」「いっぱい取れたよ」と友だちと見せ合った。「ミカンが好きなお母さんにあげる」と話し、ビニール袋いっぱいに詰め込む子もいた。

 農園は、元小学校教師の森正行さん(68)と農家の小柳豪(たけし)さん(86)が約50アールを共同で経営。収穫期には一部を無料で開放し、地元の園児や老人ホームの入所者たちを受け入れている。

 18日は一般にも開放し、ボランティアの市民たちが午前11時からそばを振る舞い、演奏会も開く。参加無料。問い合わせは農園「風(ふう)」の森さん、電話080(3706)2393。(谷口大輔)

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