木工作家石瀧春義さんが見つけた不思議な模様の黒柿。かわいらしいパンダの顔に見える模様も=嬉野市塩田町

 佐賀県嬉野市塩田町で工務店を営む石瀧春義さん(72)が、希少な柿の古木「黒柿」から不思議な模様を発見した。四つに枝分かれした部分を輪切りにすると、切断面に「パンダ」がいた。現在、クスノキの板にはめ込み、自宅の壁に立てかけている。

 5月末に市内で高さ3メートルほどの柿の木を伐採した。直径60センチほどの幹で、枝が四つに分かれていた。切断面が作る楕円(だえん)形の輪郭に白と黒色が交じった模様が、愛くるしい垂れ目や耳鼻にそっくり。木工作家としても活動する石瀧さんは「25年ほど黒柿を使った木工をしているが、こんな柄は初めて。二度と出ない傑作」という。

 これからどんな作品にするか考え中だが、ふと視線を送ると、目が合い、「いつ見ても吹き出してしまう」と石瀧さん。自然が生んだデザインが癒やしにもなっている。見学も可能。問い合わせは石瀧さん、電話090(7987)6671。(松田美紀)

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