高齢者の見守りに関する協定を結んだAコープしろいし店の北島盛男店長(左)と田島健一町長=白石町役場

町内で食品の移動販売を行う車「とくし丸」

 白石町とスーパー「Aコープしろいし店」は8日、高齢者などの見守り活動に関する協定を結んだ。車で食品など販売する「移動販売」の際に、買い物に訪れた高齢者の様子に異変があれば町に情報提供する。

 移動販売は、Aコープが提携した事業者が事前に申し込みがあった住民の自宅近くを訪問するサービス。協定では、買い物客に異変があれば町の担当課へ連絡し、緊急性があると判断した場合は、消防や警察などに通報も行うとした。

 白石町内では、軽トラックの移動販売車「とくし丸」が今月19日から試行運転、26日から本格的に営業を始める。平日の週2回運行する。

 白石町役場であった協定式で、田島健一町長は「移動販売は買い物弱者の高齢者にとって有益。協定により、何かあれば関係機関に連絡し、健康で安心できるまちづくりにもつながる」と話した。Aコープ九州の井手英嗣常務取締役は「移動販売では事業者が住民と毎週関わる。見守り活動に役立てたい」と述べた。

 Aコープ九州が市町と同様の協定を結ぶのは、県内では唐津市に次いで2例目。他県では、買い物客の急病の早期発見につながった事例もあるという。(松田美紀)

このエントリーをはてなブックマークに追加