オートバイと自転車の衝突事故を実演するスタントマン=佐賀市の佐賀東高

自転車と乗用車の衝突事故を実演するスタントマン=佐賀市の佐賀東高

 プロのスタントマンが自転車事故を再現する交通安全教室が8日、佐賀市の佐賀東高で開かれた。全校生徒約590人が自転車走行中に起こりうる事故の怖さを実感し、交通ルールを守る大切さを学んだ。

 映画「キングダム」などでも活躍しているスタントマン5人が、一時停止をせずに道路に飛び出した自転車がオートバイと衝突する場面などを再現し、一時停止や周囲の安全を確認することの重要性を伝えた。

 同校は県警が5月に指定した自転車マナーアップモデル校の一つで、約9割の生徒が自転車で通学しているという。生徒会長を務める2年の今村王河さんは「基本を見直そうと思った。朝はばたばたすることもあるので、余裕を持って登校したい」と話した。佐賀南署の多々良智郁交通課長は「ルールの順守を佐賀東高生にけん引してもらいたい」と期待した。

 教室は、県警交通企画課と県高校生徒指導連盟が共催した。他の5モデル校でも11月までに同様の教室を開く。県警交通企画課によると、8月末現在、県内の自転車事故の発生件数は244件(前年同期比117件減)で、うち高校生が絡む事故は57件(同4件減)だった。(松岡蒼大)

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