九州電力玄海原発(東松浦郡玄海町)の監視のため、佐賀県が県内に設置している放射線監視装置(モニタリングポスト)のうち唐津市内の1カ所で、台風10号が接近した9月7日、停電で一時測定ができなくなっていたことが6日、分かった。県環境センターは、停止中の放射線の数値について「異常はなかった」としている。

 同センターによると測定が停止していたのは、9月7日午前7時半ごろから午後2時ごろまで。台風の影響で停電し、県内26カ所のモニタリングポストうち、約20カ所が非常電源に切り替わったが、1カ所だけ切り替わらなかったという。

 原因について同センターは「現時点では分からない」としている。現在は正常に作動し、非常電源にも異常はないという。

 県は原子力規制委員会に報告したが、ホームページなどでの公表はしなかった。理由について同センターは「停止が短期間で、データにも異常が見られなかったため」と説明している。(中村健人)

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