自身で下絵付けした作品を持つ鬼塚勝也さん=嬉野市の肥前吉田焼窯元会館

 嬉野市嬉野町の肥前吉田焼窯元会館などで開かれる「肥前吉田焼辰まつり窯元市」(10月31日~11月3日)に合わせて、窯元協同組合などでつくる実行委員会は、ボクシングの元世界王者で画家の鬼塚勝也さん(50)が絵付けした大皿や壺など100点程を同会館で展示する。

 鬼塚さんは北九州市出身で、元WBA世界スーパーフライ級のチャンピオン。引退後、子どもの頃から好きだった絵に熱中した。これまで多くの美術展で賞を獲得し、約10年前から個展を開くようになった。鬼塚さんは7年前、嬉野温泉開湯1300年を記念したイベントでも同市を訪れていた。

 3日に絵付けを初体験した鬼塚さんは「焼き物に絵を描くのは初めてだったが、面白かった。エネルギーをぶつけるように描いた」と振り返った。作品は絵の具をしたたらせる技法「ドリッピング」を取り入れ、赤や青、緑などで色づけした。販売は行わない。

 辰まつりは水の神様・八大龍王をまつるイベントとして開催しており、今年で33回目。(松田美紀)

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