町内の夫婦らが対話の大切さなどを語り合ったトークセッション=有田町大木宿の多世代交流センターゆいたん

夫婦会議について紹介するロジスタ共同代表の長廣百合子、遥夫妻=有田町大木宿の多世代交流センターゆいたん

 有田町の夫婦会議推進プロジェクトのキックオフイベント「ハッピー夫婦になろうよ!」が26日、有田町の多世代交流センター「ゆいたん」で開かれた。対話を増やして円満な家庭を築いてもらおうと、「世帯経営ノート」が紹介され、町内の夫婦らがトークを繰り広げた。

 子育て支援事業で同町と連携協定を結ぶ「Logista」(ロジスタ、福岡市)共同代表の長廣百合子さん(36)、遥さん(44)夫妻が講演。産後に離婚危機を経験したことで、仕事やお金など10項目のビジョンを対話して記す世帯経営ノートを開発したという経緯やノートの内容を語った。

 長廣夫妻は「共同経営者感覚で会議すると、前向きに対話できる」と助言。「子どもは夫婦関係をよく見ていて記憶する。真剣に対話する姿は、子どもの対話力の礎になる」と、将来に与える影響にも触れた。

 トークセッションには町内の夫婦ら7人が登壇。長田陸だいちさん(40)は妻・加奈恵さん(33)の提案で世帯経営ノートを使って対話したといい、「仕事の場ではミッション共有のため対話するが、家庭ではできていなかった。家のこともちゃんと考えるとやりがいがあると、このノートで気づいた」と経験を語った。新婚の吉永圭太さん(29)、美穂さん(25)夫妻は「さっそく始めたい」「楽しかったと聞いてやる気になった」と発言した。

 同町ではこのノートを婚姻届の提出時などに配布。また、11月7日、来年1月24日に夫婦会議をテーマに講座を開く。問い合わせは町社協、電話0955(41)1315へ。(古賀真理子)

有田町夫婦会議推進プロジェクトのキックオフイベント(2020年9月26日)
このエントリーをはてなブックマークに追加