説明を聞きながら「あんしんノート」に書き込む参加者たち=佐賀市の諸富自治会館

終活の必要性を訴える丸和パートナーズの髙井和弘さん(右)=佐賀市の諸富自治会館

 佐賀市諸富町の諸富自治会館で9月28日、万一に備えて自身の事を書き留める「エンディングノート」の書き方セミナーが開かれた。余命宣告してほしいか、葬儀の希望はあるかなど、70代から100歳までの約20人が終活について考えた。

 佐賀市が作成したエンディングノート「あんしんノート」を使った。終活カウンセラーの資格を持つ丸和パートナーズ(福岡県久留米市)の髙井和弘相続診断士(56)が講師を務め、「後に残された人たちが困らないように愛情表現として書いてほしい」「年齢に関係なく、若いうちから取り組んで」と説明した。

 遺言書の自宅保存による紛失や相続人による改ざんなどを防ぐため、7月から自筆証書遺言書保管制度が始まっている。髙井さんは「全部埋めなくても、分かるところから書いていい。分からないことは気軽に相談してほしい」と呼び掛けた。

 夫婦で参加した佐賀市の森隆一郎さん(71)は「女房や子どもに安心を届けるためにノートを書きたい。これからは夫婦の会話をもっと大事にしたい」と話した。セミナーは「おたっしゃ本舗 諸富・蓮池」(佐賀市諸富・蓮池地域包括支援センター)が開いた。(森田夏穂)

このエントリーをはてなブックマークに追加